将棋界に激震が走っています。
「藤井聡太」四段が長らく破られなかった「羽生善治」九段のデビューからの連戦記録を破り快進撃を続けています。
若干14歳の天才の登場に将棋界が盛り上がりまくっているようですね。
将棋を始める子供も増えているそうですが。
メンスマ企画部も将棋が結構、流行っていまして暇があれば企画部内で将棋を指していたりするのですが、奥が深くてとても素晴らしいなと感銘を受けています。
そこで少し不思議に感じた事なんですが将棋で「成る」ってあるじゃないですか。
一つ前しか行けない「歩」でも敵陣地に入って「成る」できれば多方向に駒を進める事ができる「金」と同じ動きができるようになります。
雑魚でしかなかった「歩」がいきなり将兵レベルの「金」と同じ力を持つ事ができるのでこの「成る」という名の将棋駒の出世が将棋を指す上で非常に大事なのですが。
「歩」でなった場合、一つの不思議が芽生えました。
成った駒を見ると「と」と書いています。
これは平仮名の「と」と読んで大丈夫なのでしょうか?
なぜ、「と」と書いているのか?
そのあたり不思議に感じたので検証してみました。
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将棋の駒「歩」の裏は「と」はどう読む?
結論から言いましょう。
「歩」が成って「金」と同じ動きができますが、「きん」と読みます。
読み方は「金(きん)」で読んで頂いて結構です。
「ときん」と呼ぶ方もいますが将棋愛好家の間では通じます。
ではなぜ、「と」と書いているのかですが。
これは厳密には平仮名の「と」ではありません。
平仮名の「と」に見える「金」であり、「金」の崩字で「と」とかいてあるということなのです。
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他の駒の裏も「金」の崩字が書かれている。
ちなみに「歩」が成って「と」と書かれているのが一番訳がわからなかったので今回、記事にしたのですが。
そこでいうと他の駒で成って「金」の役割になる駒の裏の文字も読めないと言えば読めませんよね・・・
「歩」以外に成って「金」と同じ役割になる駒は「銀」「桂馬」「香車」がありますが全て成った時の裏の文字は読めませんよね。
これらの文字、すべて「きん」と読んでください。
すべて「と」と同じく金の「崩字」なのですが。
駒の階級でいうと「銀」「桂馬」「香車」「歩」の順番で偉さというか重要度の差がついてきます。
この中で一番重要度の高い「銀」は金の崩字がかなり金に近くて一番重要度の低い「歩」は金の崩字とは思えないほど崩れていて「と」にしか見えません。
駒の重要度によって崩字の崩し具合も強弱がついているという点も面白いです。
まとめ
「歩」のうらは「と」ですが平仮名の「と」と呼ぶのではなくて「金」と読む。
その文字がそう書かれている理由は「崩字」だからでした。
まさか、成った駒、の裏の文字が金の崩字だったとは意外でしたね。
将棋って奥が深い!
藤井聡太四段が話題ですが、是非、デキるビジネスマンとして将棋を嗜むのはオススメです!
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