みやびんです。
先日、職場で売り上げを上げてる後輩に「君はチームのエースだよ!」という褒め言葉をふと口走ってしまいました。
あらゆる団体でチームの大黒柱のことを「エース」と呼びますよね。
野球ではチームで一番、能力の高い投手のことを「エース」と言いますし、サッカーでも得点をとる選手を「エースストライカー」と呼びます、バレーでも「エースアタッカー」という言葉を使います。
この「エース」という言葉の意味と由来・語源はなんなのか調べてみました。
スポンサーリンク
エースの意味・由来・語源は野球なのか?トランプという説も!
みやびんは昔野球をしていたので「エース」といえば、背番号1番、または18番の投手のことという風に頭に浮かんで来てしまいます。
サッカーをしている人からすると、いやいや、エースは得点をとるエースストライカーのことだよ、と思うと思います。
他にエースの意味、由来、語源を調べていると「トランプ」が語源ではないか?っという話も出てきました。
トランプの「A」すなわち「Ace」は様々なトランプゲームでオールマイティかつ、最強のカードだからというのが根拠です。
そして、色々と調べてたどり着いた「エース」の意味・由来・語源は「実在した投手の名前」であると言うことがわかりました!
様々なシーンで頼りになる人に贈られる褒め言葉「エース」の語源となったその実在した投手の名前は「アーリー・ブレイナード」という投手です。
こんなに使われる言葉の由来・語源となった人物ですが、全く知名度がありません・・・
どんな投手なんでしょうか?
エースの由来・語源となった「アーリー・ブレイナード」投手とは?
日常、頻繁に使われる「エース」の語源である「アーリー・ブレイナード」投手。
エースと言う言葉とは裏腹に、失礼ながらまったく知名度がありません。
どんな選手なのか調べてみました。
氏名:アーリー・ブレイナード
国籍:アメリカ合衆国
出身地:ニューヨーク州オールバニ
生年月日:1839年
没年月日:1888年12月29日(47歳没)
身長:174cm
体重:68 kg
なんと18世紀の人物なんですね!
経歴としては
アーリー・ブレイナードは1860年にニューヨーク、ブルックリンの強豪チームだったエクセルシオール・クラブに加入します。加入当初は外野手や二塁手として試合に出ていたそうです。
1862年にチームの主戦投手が亡くなるとチームの投手をアーリー・ブレイナードが務めるようになり、投手となりました。ちなみに1866年の成績は20戦して13勝ほどだったそうです。
1868年シンシナティ・レッドストッキングスに加入します、シンシナティ・レッドストッキングスは翌年1869年にプロ化もします。
シンシナティ・レッドストッキングスは1869年に全65試合を戦い、アーリー・ブレイナードが64勝を上げ、チームを優勝に導いたそうです。
恐ろしい勝利数と圧倒的な優勝ですね!
スポンサーリンク
アーリー・ブレイナードがエースの語源となった経緯は?
エースの語源がアーリー・ブレイナード投手であるとわかりました、アーリー・ブレイナード投手は一年、65試合だった当時の大リーグで64勝し、チームを圧倒的な優勝に導いた大投手でありました。
ではどういう経緯でアーリー・ブレイナード投手はエースの語源となったのでしょうか?
当時、アーリー・ブレイナード投手はニックネームで「Asa(エイサ)」とよばれていました。
それで他のチームで、支柱となる投手を「エイサのように頼りになる投手」と例えられるようになっていたのが訛ってきて、「エーサ」、「エース」と変化して、「エース」という言葉が主力投手の呼び名になったそうです。
それが他のスポーツでも派生してサッカーであれば「エースストライカー」バレーであれば「エースアタッカー」のように様々な業界で使われるようになったということですね。
まとめ
様々な分野で頼りになる人のことを「エース」と呼びます。
「エース」の意味はそのチームの支柱となる人物のことです。
「エース」の由来・語源は18世紀にアメリカの野球選手だった「アーリー・ブレイナード投手」が全65試合中64勝するという圧倒的な成績から、各チームの頼りになる支柱投手を「エイサのように頼りになる投手」と例えていたところが、訛って「エース」となったということです。
今やあらゆる場面で頼りになる人のことを「エース」と褒め言葉でも使います。
エースの意味はそんな、65試合中64勝もした頼れる存在、「アーリー・ブレイナードのような人」と言っていると知るとちょっと面白い気持ちにもなりますね。
スポンサーリンク
この記事へのコメントはありません。