みやびんです。
皇太子(徳仁親王)さまが天皇に即位された後、秋篠宮さまには「秋篠宮皇嗣殿下」という呼称が使われることが決まったそうですね。
「皇嗣殿下」とはなんと読んだら良いのか?など含め「皇嗣殿下」について、簡単にわかりやすく説明できるようになりたいなと感じたので調べてみました。
メンズ進次郎
皇嗣殿下って読み方からまったくわからないな。
簡単にわかりやすく説明できたらかっこいいわね。
メンズ子
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皇嗣殿下とは?簡単にわかりやすく説明すると!
まず、皇嗣殿下の「皇嗣」ですが、読み方は「こうし」と読みます。
読み方がわからない人、多いのではないでしょうか。
また、皇嗣の意味ですが、皇室典範で定められています。
皇室典範において「皇嗣とは皇位継承順位第1位の者を指す呼称」となります。
現行の皇室典範では皇嗣のうち、天皇の皇子である者には皇太子(こうたいし)、皇孫である者には皇太孫(こうたいそん)の称号を付しています。
皇室典範第8条
皇嗣たる皇子を皇太子という。皇太子のないときは、皇嗣たる皇孫を皇太孫という。
ということで、わかりやすく簡単に説明してしまうと。
「皇位継承順位第一位」の地位の方を「皇嗣殿下」と呼びます。
「皇位継承順位第一位」というと「皇太子」と呼ぶイメージですが。
皇室典範8条の解釈から明らかで。
秋篠宮さまは新天皇の子息ではなくて弟なので、皇位継承順位第一位の呼称そのものである「皇嗣」と呼びます。
秋篠宮さまが新天皇の「皇子」であれば皇太子と呼ぶことになるのですが、弟君ですから皇嗣が妥当ですね。
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新天皇誕生後、皇太子という呼称がなくなる
新天皇が誕生すると「秋篠宮皇嗣殿下」という新たな呼称を耳にすることになるのですが「皇太子殿下」という呼称は耳にしなくなります。
皇位継承第二位の悠仁親王の呼称は秋篠宮皇嗣殿下が天皇に即位されない限りは皇太子という呼称にはならないでしょう。
皇太甥(こうたいせい)という呼称を使うのが良い、と言っている有識者もいるようですが、今までに使われたこともない呼び方なので無理がありそうです。
ちなみに皇太子が不在となりますので宮内庁の「東宮職」もなくなってしまいます、東宮職はなくなってしまいますが、東宮御所は「仙洞(せんとう)御所」と名を変え上皇・上皇后両陛下がお住まいとなるそうです。
東宮職の方々も上皇・上皇后両陛下のお世話をすることで一旦は落ち着くのでしょうか。
まとめ
皇嗣殿下を簡単にわかりやすく説明してみました。
「皇嗣」とは皇位継承順位第1位の者を指す呼称です。
皇室典範第8条では「皇嗣たる皇子を皇太子という」とあります、しかし秋篠宮さまは「皇子」ではありませんが、皇位継承順位第1位です。
ですので、「皇嗣」という呼称を使うということですね。
新天皇が即位されて今上天皇は上皇になられます、美智子皇后は上皇后になられます。
秋篠宮さまは「秋篠宮皇嗣殿下」
なんだか聞きなれない呼称が多く使われるようになりますが、意味をしっかりと理解して簡単にわかりやすく説明できるようにしたいなと、改めて感じました。
ちなみに最後に余談ですが。
「皇嗣殿下」の「殿下」ってどういう意味なのでしょうか?
それは「皇族・王族等の敬称」ということになります。
これは余談でしたね。。
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