夏は色々とイベント毎があって楽しみですよね。
夏といえば海というイメージですが山もオススメです。
特に日本人の誇りである「富士山」の登山も夏(7月1日〜9月10日)と夏しか経験ができないのです。
日本人であるならば1度は登ってみたい富士山に今年の夏はチャレンジしてみるのは如何でしょうか!
しかし日本一の高さ3776mを誇る富士山ですから登山時間はどれぐらいかかるものなのでしょうか?
特に初心者の場合の登山時間は気になりますよね。
さらに富士山は日帰りで挑む方法と8合目の山小屋で一泊してから上方法とありますが初心者にはどちらがオススメなのか?っといったところ、検証してみました。
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目次
富士山の登山ルートは4つある。
富士山の登山ルートは4つあります。
難易度も違いますので自分のレベルにあったルートを選ぶ必要があります。
初心者の場合はまずは「吉田ルート」がオススメです。
私も富士山は1度登っていますが吉田ルートで登りました。
山小屋も多いのでトイレや飲み物、食べ物の補充の心配も全くありませんでした。
【吉田ルート】
・登山道と下山道が別になっている。
・登りの登山道に山小屋が多い。逆に、下山道には山小屋がほとんどない。
・富士山に登る登山客の半数以上が吉田ルートを利用している。
出典:富士登山オフィシャルサイト
登山時間:登り6時間 下り3時間
【富士宮ルート】
・4つの登山ルートのうち、最も標高の高い位置から出発するため、山頂までの距離が短い。
そのため、吉田ルートに次いで登山者が多い。
・全体的に傾斜が急で、やや岩場が多い。
・登山道と下山道が同じで、ルートを間違えにくい反面、混雑時は譲り合って登山することが必要。
出典:富士登山オフィシャルサイト
登山時間:登り5時間 下り3.5時間
【須走ルート】
・樹林帯を抜けると、どこからでもご来光や影富士が見られる。
・火山砂利の下山道を一直線に下る「砂走り」がある。
・登山道と下山道が別。本八合目から山頂までの区間は吉田ルートと合流。
・樹林帯では見通しが効かないため、夜間や濃霧時は道に迷わないように注意。
出典:富士登山オフィシャルサイト
登山時間:登り6.5時間 下り3時間
【御殿場ルート】
・出発点の標高が低く、傾斜が緩やか。(山頂までの標高差が大きく、距離が長いため健脚向き)
・火山砂利を下る大砂走りの下山がダイナミック。
・他ルートに比べて山小屋が少ない。(トイレや休憩場所が少なく、緊急時に対応できる施設がない)
・4ルート中、最も登山者が少ないため、静かな登山が楽しめる。
・登山道の標高の高い位置から、ご来光が見られる。
・目標物が少ないため、夜間や濃霧時には道に迷いやすい。
出典:富士登山オフィシャルサイト
登山時間:登り7.5時間 下り3.5時間
富士山登山の持ち物など
富士山登山はまず、5合目までは街からバスで行けます。
富士山登山というのはほとんどの方の場合、5合目から頂上を目指すという事になります。
5号目はバスターミナルのようになっていて大きなレストランや売店があるので旅の準備をしてから出発となります。
【富士山登山の必須の持ち物】
・トレッキングシューズ
富士山は遠くからの見た目とは異なり、8合目以降はずっと砂利道です。
足が埋まるぐらいの砂利道ですし砂利も火山石なので尖っています。
足首までしっかりと守れるトレッキングシューズが必須の持ち物となります。
ただ、外人さんで体力ある人達は普通の街履き用のスニーカーで登ってるからビックリするんですけどね・・・
・日焼け止め
富士山の天候は変わりやすいです!晴れてたら直射日光が凄いので必ず日焼け止めを持って行ってください。
・雨合羽
富士山の天候は変わりやすいのですが時に嵐のような天候になる時もあります。
雷が鳴り響き、豪雨に見舞われたという友人の話を聞いて戦慄を覚えました。
しっかりと雨対策が必要です・・・
・ヘッドランプ
富士山の御来光前は真っ暗です。
人も多いし足場も悪いのでヘッドランプを必ず用意しましょう。
・帽子
日差しが強い富士山です。
帽子はハット型、キャップ型どっちでも良いので用意しましょう!
・防寒着
夏の登山なのですが。
富士山の山頂の気温は氷点下です。
防寒着、必ず必要です。
初心者は日帰りか?泊まりか?
富士山登山ですが何回か登っていて毎年の恒例みたいになっている人は上記の所要時間で登って日帰りで帰る人もいます。
ただ、初心者で初めての人は「泊まり」を強くオススメします。
8号目にある山小屋のHPで予約ができますし、食事付きなので良い思い出になるでしょう。
しっかりと睡眠をとって早朝に頂上を目指し、御来光を見て帰るのがベターです。
初めての人の場合、「高山病」にかかる可能性もあります。
これは体質みたいなものなので登ってみないとわかりません。
山小屋を予約しておけば万が一、高山病になっても休む事ができるので安心です。
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富士山登山注意点
【山小屋の食料は高い】
吉田口を登ってみた感想としては8合目まで売店のような山小屋がたくさんあってトイレの心配はありません。
山小屋には水やカップラーメンなどの軽食も販売されていますので。
実は富士登山では食料面での荷造りの必要はありません。
ただし、水は300円ぐらいしますし、カップラーメンも確か、1000円ぐらいしました。
スニッカーズが疲れた体で食べるとビックリするぐらい美味しいのですが、そのスニッカーズも確か300円ぐらいしました。
宿泊した山小屋にはお酒も売っていますがビール、日本酒も1000円ぐらいします。
お金は余裕を持って持って行ってくださいね。
【8合目〜頂上までは大混雑】
ほとんどの富士山登山者は「御来光」という富士山山頂から日の出を見ます。
非常に幻想的な風景なので目的が御来光なのは当然の事でしょう。
ただ、宿泊登山者、日帰り登山者が一斉に同時刻に山頂を目指すので8合目から山頂まではまるで「牛歩」状態となります。
携帯の電波も通じないことも多いので友人とはぐれないように注意してください。
【実は下りがしんどかった!】
富士山というと標高が高いので登るのが大変だというのは誰しもが予想出来ることでしょう。
また、天気が良かったら強烈な直射日光に襲われますし、天気が悪かったら雷と豪雨ということもありえます。
そんな目にあった人々からは「富士山登山は地獄だった」という人も少なくないのです。
また、高山病にかかった人もきつそうです。
私の場合ですが運が良くて、当日の天候は「くもり」でした。
雨も降りませんでした。
富士山登山のベストな天候は間違いなく「くもり」です。
だって直射日光に晒されないので。
しかし、私が富士山の恐ろしさを知るのは目的だった「御来光」を見て帰路についた下りだったのです。
上記の各、登山口の所要時間をみても下りは3時間ぐらいです。
しかし下りは永遠と砂利道を下り続けるのですが全体重が足に乗りながらずっと永遠下り続けるというのは本当に辛いものでした・・・
足が本当に痛くなります。
たまたま万全の対応でノースフェイスのトレッキングシューズを履いていたのでなんとかなりましたが。
周りの外人さん達みたいに普通のスニーカーだったら力尽きて遭難してたんじゃないかな?
ってぐらい下りはしんどいので注意してくださいね!
まとめ
私が富士山登山をしたのは2012年でした。
翌年、世界文化遺産にも選ばれて観光客がさらに殺到しているみたいですね。
人生で一度は登っておきたい山である富士山。
ぜひ、今年の夏はチャレンジしてみてください。
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